デザイナーで就職したい方向けのポイントを紹介
・ポートフォリオや書類選考で通りやすくする
・面接で気をつけるポイント
選考で受かるには、受かった人のポートフォリオを参考にするのが一番の近道です。
身近にご友人や先輩がいれば、積極的に見せてもらうこと
特に縛られる必要はないですが、学生ならデッサン数点(人物、静物)、平面構成数点、課題を入れると思います。それから自主制作は社会人になっても入れている方は入れているので定期的に作り、入れていく癖をつけておくと、後々困りません。
学生時に積極的にインターンに出ている方は、相手方の企業に相談して許可を取り
実績として載せたり、同人活動をしている方はそのイラストを載せたり、課外活動や
プライベートで力を入れているページを設けたりしています。
あまり表向きには言わなくても、夏休みに1年生から企業に出ていたなんて人いますので、早いうちから実績を作っておくと有利です。
新卒でなかなか希望の企業に入れなくても、社会人として働いて、同人活動で大手ゲーム会社に転職した人もいますので、デザイナー職ではないですが、野外活動と、していた職種によって何に特化しているかでも希望はあります。
中身の作品を重視することももちろんですが、学生でも自分でホームページやブログを作成したり、youtubeでの配信を既にしている人が10年前でも評価が高いとしていました。
もし、すぐに出来なくても、やり続けることで、どこかのポイントでチャンスはあります。
当の私はというと、周りがあまりしていなかったので、恥ずかしいという思いから他に何もしていません勢でしたが、していた方が、やはりそうだなという感触です。
していなくても一応、受かりましたが。
新卒時であまり作品に自信がない人の方がそういった部分に力を入れた方が、のちのち良い就職をしています。
私が選考でエントリーして、大手企業に面接で呼ばれた感触としては、第一にデッサン力を
見ています。講師の方もだいたいそう言いますので、それで合ってます。その他の作品が、自分でもあまり良くないけど、一応見て呼んでくれたのは何故なのかは、ポートフォリオの1ページ目を当時、一番自信のあったヌードデッサンにしたことがインパクトだったと自己分析しています。
それからA3サイズの、よく世界堂などに置いてある黒い大判のファイルは、表紙が黒で何も見えないはずですが、作品の中身に自信のある美大生がよく使用するため、そのまま中身を見ずに突き返すということは少ない気がします。
そこまでの自信はない場合でも、ポートフォリオは自由に表現できるので、
インパクトがあった方が、見て貰えることから楽しんで作るということも良いと思います。
安いA4クリアファイルでも良いですが10ポケット20ページで中には受かる人は受かりますが
本気度をアピールするには印象としてやはり寂しいですね。
20ポケット40ページの方が
作品でページを埋めるのに大変ですが新卒やはじめてデザイナーで就職に挑戦する場合、後悔しないと思います。
その他に、受かりやすいポイントとしては、作品の制作工程を段階的に載せたり、プロダクションの制作物の仕様を想定したものや、3Dの人の場合は最低限静止画5枚、ムービー3本が目安で、チームで制作することを想定して技術的な解説を入れたり、三面図やキャラクターのTポーズ、テクスチャーの描画を見せたり、アニメーションや映像のデモリールを入れます。
社会人の転職の場合は、実績がメインになるのでファイルにこだわらずに電子メールでPDFのポートフォリオとデモリールでも大手でも受かる会社は受かります。
最低限各作品に記載する情報
・いつ作成し、何時間で制作したか
・何人で制作し、担当部分はどこか
・コンセプトや世界観、ストーリーの説明
・動画制作では絵コンテやVコンテ
・制作における自分のこだわりや工夫点
問題があった際の試行錯誤した解決方法
ポートフォリオを作り書類選考で送るだけでも、光沢紙とインク代にお金もかかり一苦労ですが、せっかく面接に呼ばれたのに、受からなかったら、先も不安になりますね。
クリエイター職の面接の人が一番に見ているのは、何を話しているかも重要ですが
醸し出す雰囲気です。
一番気をつけて欲しいのは、リクルートスーツで面接に行かないということです。
学生時でも、一斉に周りがリクルートスーツで、合同企業説明会でも向こうが
スーツだったら失礼かも・・・と思いますが、時によりけりで、向こうもわかっているので
あまり気にしない方が良いと思います。
これで、本当に合否が分かれます。
面接で来たリクルートスーツの人を軽く扱ってしまう文化が何故かあり
態度が変わりますので、やめた方が無難です。
これは実際にエントランスで来ている人への対応の雰囲気でわかります。
先方の方としては、普段のあなたを知りたいという強い思いがあるそうです。
オシャレかどうかを見るかどうかは職種にもよるので一概には言えませんが
傾向として自分らしさを出した普段通りが一番好感度が高いです。
汚い格好でも細かいことを言わないですが、面接の場合は多少は気にした方が良いでしょう。
これが原因で、せっかく書類選考に通っても、希望の会社を何社も逃したことがあります。
何故なんだと悩みまくり、周りでアッサリ受かりましたと聞くようになった人の共通点が
もちろん実力もありましたが、合同企業説明会で、しらっと私服だったな、そういえばと
対応もあれ?呼ばれたのにあまりに冷たくないですかと・・・
思っているよりも、親近感を重要視してるところはありますね。
その後、二度と面接でスーツは着ないと決めてからはトントン拍子に決まり
数社の中から選べるようになりました。これは転職の際でも同じです。
年齢・経験にもよりますが、5社面接受けたら3社は受かるでしょう。
私の場合は、自分が何かヘマをしない限り(遅延)一社受けたら一社受かる感覚です。
受からない企業はエントリーの時点で受からないので、書類選考を通れば、だいだい受かります。
もちろん、どんな企業でもという意味ではなく、リサーチと絞込み、対策をした上でですが
あくまでもデザイン関係の職種に限りますが、作品以外のことでは、あまり難しく考えない方が良く、リラックスした状態で臨むと良いでしょう。
ポイントをおさえるだけで、嘘みたいに結果が変わりますので、参考にしてみて下さい。
新卒の時は、デザイナー第1志望にこだわるよりも、企業側のポジション提案に素直に乗ってみるというのも良いと思います。
同級生や仲間内の話だけだと、どうしても周りの意見に振り回されたり、全員がデザイナーやアーティストを志している中にいると、自分本意な見方をしてしまいます。
例えば、デザイナーは空きがないですが、制作進行やデスクをやりませんか?という場合
きっと大変でブラックなんだろうと悪く受け取ってしまったり、デザイナーじゃないのかと周りで見下したりする同級生もたまにいたりします。
中には高学歴の人がよくするポジションであったり、統括する管理職、リーダー候補として提案していることもあるため、その話に素直に乗ってみると、その先にチャンスが広がることもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿